Green Development Mechanism (GDM)に係る調査報告書

2009年11月12日
株式会社日本政策金融公庫
国際協力銀行

国際協力銀行(JBIC)は、『Green Development Mechanism (GDM)に係る調査報告書』をまとめ、JBICウェブサイトに公開いたしました。

生物多様性は、食糧、燃料、遺伝資源等を供給するとともに、大気や水の循環、気温の調節など、我々の生命に不可欠な生態系サービスを支える基盤となっています。また、自然環境や文化的資源など、人間社会や生活に様々な恩恵をもたらしています。

先進国では自然生態系の多くが既に改変されており、世界の生物多様性の大半は開発途上国に偏在していると言われ、これは生物多様性の保全による恩恵はグローバルにもたらされる一方で、保全コストの多くを開発途上国が負っていることを意味しています。

一方で、生物多様性の保全に関する既存のメカニズムは急激に進む生物多様性の喪失という問題に効果的に対応できていないとされています。こうした背景から、現在、開発途上国における生物多様性を保全するための資金確保のメカニズムとしてグリーン開発メカニズム(GDM)が検討されています。

本資料は、2009年2月にオランダにて開催されたGDM検討のための専門家ワークショップの報告書「An International Market-Based Instrument to Finance Biodiversity Conservation: Towards a Green Development Mechanism, Report from an Expert Workshop」の内容を、日本語でまとめたものです。

原文では専門用語が多用されていることから、作成者により適宜補足及び注釈を加えています。また本稿は逐語訳ではなく抄訳であることから、可能であれば原文も参照されることをお勧めします。本資料が生物多様性に関心を持つ多くの方々が、GDMに関する議論の理解を深める一助となれば幸いです。

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