中期経営計画

平成27~29年度中期経営計画ついて(平成27年6月4日公表)

株式会社国際協力銀行(JBIC)は、平成27~29年度を対象とする中期経営計画を策定しました。

「JBICならではの金融仲介機能の発揮により、我が国企業の国際事業展開及び資源獲得への支援を深化し、我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献する」ことを本計画の基本目標に掲げ、この基本目標のもと、重点取組課題を設定しています。

日本経済を確実に成長軌道に乗せるためには、新たな成長エンジンの創出が大きな鍵の1つとなります。本計画は、日本企業の海外展開の多様化・高度化をJBICが支援し、成長エンジンとなる新たなビジネス機会創出を後押しすることで、日本経済の持続的な成長により能動的に貢献することを企図するものです。

JBICは今後も、日本の公的金融機関として、これまで同様に日本企業の海外事業展開を着実に支援するとともに、日本経済の新たな成長エンジンの創出への支援に注力し、日本及び国際経済社会の健全な発展に一層貢献していきます。

なお、本中期経営計画については、2017年1月に一部改訂しております。

平成27~29中期経営計画 重点取組課題一覧

1. 我が国企業の資源ビジネスの支援推進

  • 1-1 資源の調達先の分散や安定確保に資する案件の推進
  • ホスト国政府・国営石油ガス会社・資源メジャー等との交渉力やリスク・コントロール/アロケーションの知見を活用し、資源国のカントリーリスク・テイクを行いつつ、案件形成・実現を支援。また、先端技術を活かした資源開発や、関連インフラと併せた総合的な資源開発を支援。
  • 1-2 LNG調達コスト低減に資する案件の推進
  • LNGについては、1-1の具体的取組に加え、長期的なLNG調達価格低減に資する案件の形成・実現を支援。

2. 我が国企業のインフラ海外展開の多様化・高度化への支援推進

  • 2-1 社会インフラ案件(鉄道、水、情報通信等)への取組強化
  • 社会インフラセクターにおいて、ホスト国政府等との密接な関係や海外キープレーヤーとの交渉力を活かし、初期段階からの事業参画の枠組み整備・案件形成への関与を進めるとともに、リスク・コントロール/アロケーションの知見や様々な金融ツールを活用することにより、我が国企業によるインフラシステム展開等を支援。
  • 2-2 電力案件の円滑な実現への取組強化
  • ホスト国政府や海外キープレーヤー等に対する影響力やリスク・コントロール/アロケーションの知見、様々な金融ツールを活用し、高効率発電や再生可能エネルギー発電分野等において、従来の国・地域、手法の枠を超えて、我が国企業の先端技術の海外展開や個別プロジェクト参画を支援。

3. 世界市場における我が国産業の優位性強化・成長機会の拡大に向けた支援推進

  • 3-1 我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業展開に対する支援の強化
  • 企業の戦略策定段階からのコミュニケーションや、海外リスクテイクの強化等を通じ、我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業投資を通じた収益機会の更なる獲得を支援。
  • 3-2 我が国の競争優位にある技術・ビジネスモデル等の海外展開支援を通じた成長産業化への貢献
  • 我が国企業が有する技術、ブランド、ビジネスモデル等の強みを活かして、海外市場における商業化や市場獲得等を通じて成長産業へと発展する成長シナリオの実現を支援。

4. 中堅・中小企業の海外展開支援

  • 中堅・中小企業の海外展開に対するJBICの特徴を活かした支援
  • 民間金融機関とも協調しつつ、中堅・中小企業のニーズ(現地通貨建融資等)を踏まえ、中堅・中小企業の海外事業展開を通じた収益機会獲得をJBICの特徴を活かして支援(出融資保証等承諾の他、融資相談・情報提供を含む) 。

5. 気候変動対策を含む地球環境保全への積極的貢献

  • 気候変動対策を含む地球環境保全に資するプロジェクトへの取組強化
  • 国際的な議論や、我が国やホスト国政府等の当該分野の政策を踏まえ、ホスト国政府に対する影響力やリスク・コントロール/アロケーションの知見を活かしつつ、地球環境保全業務(GREEN)その他様々な金融種類を活用することにより、気候変動対策を含む地球環境保全分野における我が国企業やホスト国政府等の取組を支援。

6. 特別業務による海外の社会資本整備に関する事業の支援強化

  • 特別業務による海外の社会資本整備に関する事業の支援強化
  • 改正法に基づき2016年10月より新たに開始した「特別業務」を活用し、ホスト国政府との対話等を通じたリスクコントロール及び関係当事者との適切なリスクシェアを行いつつ、更なるリスクテイクを通じ、海外の社会資本整備に関する事業を一層支援。

7. 出資によるリスクマネー供給強化

  • 出資によるリスクマネー供給強化
  • 2016年10月より新たに設置した「エクイティファイナンス部門」の下、出資業務に係る機能を集約してノウハウ蓄積・専門性強化を図り、戦略的な出資業務展開を可能とするための体制整備を進めつつ、出資を通じたリスクマネーの供給を強化。

8. 民間金融機関等との連携強化を通じた民間資金動員の拡充

  • 民間資金動員の更なる拡充
  • 債権流動化施策推進に向けた取組の拡充。
  • 出資・劣後ローン・LBOファイナンス等によるリスクマネー供給等を通じた民間資金動員の推進。
  • 外部金融環境の変化や個別案件の特性に応じた適切な協調融資組成の更なる推進。

9. リスク管理態勢の充実化と財務安定性の維持・強化

10. 組織能力向上に向けた人材開発強化等

11. 組織運営及び事務フロー・プロセスの効率化

 
参考
 

事業運営計画