ブラジル連邦共和国の製鉄プロジェクト向け融資・保証 製鉄業界における日本企業の国際競争力強化・国際展開に貢献
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新聞発表/2008-48
2008年9月26日
2008年9月26日
- 国際協力銀行(総裁:田波 耕治)は、本日、ブラジル連邦共和国法人Companhia Siderúrgica Paulista(略称「COSIPA」)との間で、総額550百万米ドルを限度とする貸付契約に調印しました。本融資は、㈱みずほコーポレート銀行(幹事行)、㈱三菱東京UFJ銀行及び㈱三井住友銀行との協調融資であり、これら民間金融機関の融資部分に対しては、当行が保証を提供します。
- 本融資は、新日本製鐵㈱の持分法適用関連会社であるブラジル連邦共和国法人Usinas Siderúrgicas de Minas Gerais S. A.(略称「USIMINAS」)の100%子会社であるCOSIPAが、サンパウロ州南部に所在するクバトン製鉄所に連続熱延設備の新設を行うためのものです。本プロジェクトにより増産される熱延鋼板は、エネルギー、自動車産業向けの高級鋼材として販売され、ブラジル国内市場のみならず、欧米市場を含む大西洋地域にも販売される予定です。
- 世界的な製鉄業界の再編の流れの中、USIMINASは、旺盛なブラジル国内の鉄鋼需要への対応及び大西洋地域を中心とした将来的な海外展開を視野に、2008年からの5年間で総額141億米ドルに及ぶ投資計画を定め、同社の粗鋼生産能力を現在の9.2百万トンから最大17.2百万トンまで拡張することを計画しています。本プロジェクトも、この投資計画の一環として行われるものであり、当行は本融資を通じてUSIMINASの国際競争力強化・国際展開を支援します。また、本プロジェクトにより増産される熱延鋼板は、ブラジルに進出している日本企業等にも供給される予定であり、原材料たる高級鋼板の安定調達にも貢献し、ひいては進出日本企業等の国際競争力の維持・向上に資することも期待されます。
- ブラジルの鉄鋼等金属セクターは、昨年開催された「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」が作成した提言書における7つの優先分野の一つであり、本件は同提言書等に基づく具体的な協力として実施されるものです。本年はブラジルへの日本人移住100周年にあたる日伯交流年であり、両国の新たな関係強化に向けた重要な年です。当行は、今後も両国間の緊密な経済関係の一層の深化・発展に貢献するとともに、日本の公的機関として、引き続き様々な金融手法を活用して、日本企業の国際競争力の維持・向上を金融面から支援する方針です。