カナダ・シミルコ銅鉱山再開発プロジェクトに対する資源金融供与 日本企業による長期安定的な銅精鉱の引取・調達先の多様化を支援
資源
報道発表/2010-11
2010年5月31日
2010年5月31日
- 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、28日(日本時間)、三菱マテリアル株式会社(以下「三菱マテリアル」)が出資するカナダ法人Similco Finance Ltd.との間で、カナダ・シミルコ銅鉱山再開発プロジェクトを対象とした、総額1億6,000万米ドル限度の貸付契約に調印しました。
- 本プロジェクトは、三菱マテリアルが、カナダ法人Copper Mountain Mining Corporationと共同で、休止中のシミルコ銅鉱山(カナダ/ブリティッシュコロンビア州)の開発を再開するものであり、2011年から生産が開始され、年間15万トン生産される予定の銅精鉱は三菱マテリアルが全量を引取り、国内の製錬所に供給します。
- 銅は電線、電気機器、自動車等輸送機器、建材等の幅広い用途で利用される原料であり、日本は銅地金の原料である銅精鉱の全量(2009年:約478万トン)を輸入に依存しています。このうちチリ共和国からの輸入量が全体の約36%を占めていますが、本件を通じて、日本の年間銅精鉱需要の約3%が確保され、銅精鉱の調達先の多様化が図られます。
- 中国、インド等における銅精鉱需要の拡大を受けて、銅精鉱確保の重要性が益々高まるなか、本融資は、日本企業にとって重要な原料資源の長期安定的な確保を金融面から支援するものです。JBICは、今後も、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、重要資源の開発・取得の促進を金融面から支援する方針です。