インドにおいて日本企業が実施する産業ガスの製造・販売事業に対する融資
日本の産業ガスメーカーの海外事業展開を現地通貨建てで支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 投資金融

 
2017年3月30日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、29日、エア・ウォーター株式会社(以下「エア・ウォーター」)のインド法人Ellenbarrie Industrial Gases Limited(以下「EIGL」)との間で、融資金額310百万インドルピー(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、民間金融機関との協調融資によるものです。
     
  2. 本件は、EIGLがインドの西ベンガル州及びアンドラ・プラデシュ州において行う産業ガスの製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、既存工場における生産能力増強のための設備投資に充てられる予定です。
     
  3. エア・ウォーターは、工業用や医療用をはじめとする産業ガスの製造・販売を主業とし、ガス製造技術やガスアプリケーション技術に強みを有するメーカーです。海外展開にも積極的に取り組んでおり、インドにおいては2013年に地場の独立系産業ガスメーカーであったEIGLを買収するなどしています*1。今般、エア・ウォーターは、EIGL既存工場の改修及び増設を通じて生産能力を増強し、拡大しつつある現地での産業ガス需要に的確に対応することを企図しています。本融資は、こうしたエア・ウォーターの海外事業展開を現地通貨建て融資を通じて支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     
注釈
  1. *1 JBICは2014年3月にエア・ウォーターによるEIGLの買収のために必要な資金の一部を、また、同年6月にはEIGLがインド南部ハイデラバードにおいて実施する産業ガスの製造・販売事業に必要な資金の一部について、夫々支援しました。詳細は、2014年3月20日付及び2014年7月10日付プレスリリースを夫々ご参照ください。
     
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