モンゴル国向け輸出クレジットラインに基づく個別貸付契約を締結
日本企業によるATM(現金自動預払機)のモンゴル国向け輸出を支援

  • 地域: アジア
  • 一般機械・設備
  • 輸出金融

 
2017年5月31日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、30日、モンゴル国(以下「モンゴル」)政府との間で、2013年6月に設定した輸出クレジットライン(以下「本クレジットライン」)*1の下で、融資金額約3百万米ドル(JBIC分)を限度とする個別貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行(幹事行)との協調融資によるものであり、民間金融機関の融資部分に対しては、株式会社日本貿易保険(NEXI)による保険が付保されます。協調融資総額は約6百万米ドルです。
     
  2. 本融資は、モンゴル法人Khan Bank LLCが、日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社よりATM(現金自動預払機)を購入するために必要な資金を、モンゴル財務省経由で融資するものです。
     
  3. 日本及びモンゴル両国政府の間で、昨年6月に「日・モンゴル経済連携協定(EPA)」が発効したことに伴い、今後、両国間の貿易、投資の自由化及び円滑化が進むとともに、幅広い分野において互恵的な経済連携が深化し、両国経済が一段と活性化することが期待されています。また、2013年3月、安倍内閣総理大臣が、モンゴルとの間の経済関係の促進を期待して提案した「エルチ・イニシアティブ*2」、それを補完するものとして、2014年7月に両国首脳間で合意した「エルチ・イニシアティブ・プラス*3」及び2017年3月に両国政府間で署名された「戦略的パートナーシップのための日本・モンゴル中期行動計画*4」の中で本クレジットラインを適切に活用するよう協力することが謳われています。本融資はこうした両国の施策にも合致するものであり、また、日本からの輸出促進を通じてモンゴル経済の発展及び日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、モンゴルをはじめとする諸外国において、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業による機械設備等の輸出や海外事業展開を金融面から支援していきます。
     
注釈
  1. *1 2013年6月6日付プレスリリースをご参照ください。
  2. *2 2013年3月、安倍総理のモンゴル訪問の際に、モンゴルとの間で経済関係を促進する目的で、(1)投資環境の整備及び(2)持続可能な経済発展への協力を2本柱とする提案を行ったものです。
  3. *3 2014年7月、エルベグドルジ大統領の訪日の際に、安倍総理より、モンゴルの輸出と産業多角化を促進することを目的として提案を行ったものです。
  4. *4 2017年3月、エンフボルド国家大会議議長及びムンフオルギル外務大臣の訪日の際に、今後5年間(2017~2021年)の両国関係のロードマップとなる新たな中期行動計画について両政府間で合意したものです。
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