「貿易金融促進プログラム・セミナー」を開催


国際協力銀行(JBIC)は、2009年4月8日、アジア開発銀行(ADB)と共催で「貿易金融促進プログラム・セミナー」を開催しました。

セミナーの様子セミナーの様子

このセミナーは、日本の金融機関等を対象に、1)貿易分野における世界的危機へのADBの対応、2)ADBとの連携強化等危機対応策の強化を目的に、貿易金融促進プログラム(TFFP)に関する情報を提供するとともに、参加者の皆様とアジア地域における貿易金融の現状やJBICおよびADBとの連携等についての意見交換を行うことを目的として開催したものです。

【TFFPとは】ADBが民間セクターの輸出入者に貿易金融商品を提供するアジア・太平洋地域の開発途上加盟国の銀行を支援する貿易金融促進プログラムです。現地の信用状発行銀行の業務能力を強化するために、ADBが信用状発行銀行に信用保証やリボルビング・クレジットを供与して、当該銀行から輸出入者に対し安定的な適正な条件による貿易金融を提供できるようにし、地域の貿易振興を促進するほか、貿易金融システムの流動性と安定性を確保しています。

 

貿易金融の活性化を

JBIC大村JBIC大村

ADBの趙暁宇(Zhao Xiaoyu)副総裁に続いて挨拶に立った株式会社日本政策金融公庫常務取締役 国際協力銀行の大村雅基は、「最も重要な事は、現在の危機は金融セクターに起因するものであり、その機能回復の為に、我々は出来る限りの工夫をしなければならない。その為に、ADBを初めとした国際金融機関とJBICのような各国の公的金融機関との連携は極めて重要であり、またこれが、民間金融機関の積極的な対応に繋がらなければ、究極的な解決は不可能。」と述べました。

 会議の冒頭、ADBより本年4月に拡充が発表されたTFFPについて説明され、アーキアガADB民間セクター局長をモデレーターに、参加者とのラウンドテーブルディスカッションを行いました。参加者からは、TFFPの対象国および対象銀行、事務手続きの流れについてなど、貿易金融促進プログラムの詳細に関して多くの質問がなされ、また、参加者からも貿易金融の現状、問題点について活発に議論がなされました。

 

 

JBICとADBの連携について

アジア地域のビジネスは日本経済や日本の金融機関にとって戦略的に非常に重要なものとなっており、同地域において日本が果たすべき役割、それに対する期待も大きい中、JBICはADBと連携し、今回の金融危機に対応していく予定です。

 

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