インフラPPPに関するセミナーを開催


ガレトビッチ教授
JBIC安間取締役
パネル・セッションの模様

株式会社国際協力銀行(JBIC)は、6月16日、一般財団法人海外投融資情報財団(JOI)との共催で、「インフラPPPの持続可能性:実証研究を踏まえて」と題するセミナーを開催しました。本セミナーは、チリのロス・アンデス大学でPPP(官民連携パートナーシップ)に関する調査・研究を行うアレキサンダー・ガレトビッチ教授を招聘して実施したものです。

冒頭、JBIC安間匡明取締役からの挨拶並びに講師紹介を受け、ガレトビッチ教授よりPPPが適切に機能する条件、政府予算制約とPPPの関係、官民のリスク分担のあり方、需要リスクをめぐる課題や同リスクを内包する事業に関する契約(「Present Value of Revenue(PVR)」契約)設計の課題、コンセッション契約の再交渉等につき、様々な海外での実証研究を踏まえた経済学的観点での説明がありました。

続くパネル・セッションでは、JBICでインフラPPP案件等を担当する審査部・長田薫次長兼参事役や電力・新エネルギー第2部・鈴木竜太ユニット長、外国の政府・地方公共団体等の審査を行う外国審査部の吉田悦章参事役を交え、PPPプロジェクトの実務的な側面や政策的観点などを中心に、ガレトビッチ教授を囲んで活発な議論が展開されました。

PPPは、政府の公共事業によらないインフラ開発手段として先進国・新興国を問わず活用されており、そのあり方について多くの関係者の関心を集めています。本セミナーは、そうしたPPPにつき経済学の観点から多面的な理解を試みたものであり、100名を超す参加者にとっても有意義な機会となりました。

JBICは今後も、質の高いインフラ投資を金融面から支援すべく、外部専門家の知見も活用しながら、海外のインフラ事業に関する理解を深めていく予定です。

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