2009年10月号水インフラ事業への国際展開 日本企業の総合的な水インフラ事業への参画に向けて

資源としての水が、「青い石油」「青い金」として注目されています。「水の惑星」と称される地球ですが、地球上に存在する水の総量のうち、淡水は3%にすぎず、実際に使える水は1%にも満たないのが現実です。言うまでもなく、水は、人間の生活の要であり、農業、工業などの経済活動にも欠かせないものですが、世界的に水不足に悩む国は数多くあり、特に、新興経済国では経済成長に大量の水を必要としています。水が、石油や石炭と異なるのは、循環・再利用が可能なことです。世界では、水インフラ事業で実績を持つ「水メジャー」がありますが、日本企業も高度な水処理技術や海水淡水化技術、利水・治水技術を有しています。その特色を活かして日本企業がグローバルな水インフラ事業に取り組むために、国際協力銀行(JBIC)は幅広く金融支援を行っていきます。