2010年4月号資源獲得競争時代を勝ち抜くために 激動する経済環境の中で、資源の安定確保を支援

原油価格は2004年を境に上昇傾向にあり、天然ガス、石炭、鉄鉱石なども軒並み高騰し、資源をめぐる競争が一段と激しくなっています。その背景には、新興経済国の需要拡大に加えて、資源保有国における資源ナショナリズムの台頭、資源サプライヤーの寡占化、投機資金の流入などがあります。資源の少ない日本にとって、中長期的な資源の安定確保は大きな懸念材料です。一方では、2008年秋の金融危機を発端とした世界同時不況の影響によって、資源プロジェクトの中止・遅延や資源保有国での開発資金不足が発生するなど、資源獲得をめぐる環境は大きく変化しています。
こうした中、国際協力銀行(JBIC)は、日本の長期安定的な資源確保のため、金融面はもとより、資源保有国や資源サプライヤーとの関係強化などを通じて、資源の獲得を積極的に支援しています。