環境
地球温暖化、国境を超えた環境汚染、熱帯雨林の減少と砂漠化の進展――。環境問題が地球規模で広がっている。それは成長と一体化の進む世界経済の影の部分として顕在化してきた。特に、国全体としての経済成長指向の強い開発途上国では、成長を急ぐあまり環境破壊を引き起こしてしまうこともある。そして、最近では気候変動の影響は深刻化し、経済への影響も世界規模となり、一国ごと、企業ごとに解決できる問題ではなくなっている。人々のより良い暮らしの追求と、持続可能な地球環境の維持の両立を考えてみよう。
環境保全は地球規模の課題
~アジア諸国との協力に集まる期待~

21世紀の中心的な環境問題となっているのは地球温暖化問題だ。
日本は昭和の高度経済成長期の公害問題などの経験、また、資源の大部分を海外からの輸入に依存する資源輸入大国であるという現実を踏まえて、これまで環境改善や省エネ関連の分野で世界有数の高い技術を培ってきた。
ここでは、JBICが地球規模の環境対策に向けて、果たすべき役割・使命は何か、そして今どのような取組みを行っているのかを紹介してみよう。
金融面からの温暖化対策
~日常にある「排出権」作り~

温室効果ガスの削減を決めた京都議定書の対象期間が2008年から始まった。日本は温室効果ガスの排出量を1990年比で6%削減する義務を負う。但し、省エネ技術を誇る日本が国内の努力だけで大幅な削減を実現することは難しい。そこで、開発途上国等の事業に参加することや「排出権(京都メカニズムに基づくクレジット)」の取引を通じた目標達成についても目を向けてみよう。
日本の省エネ技術をもっと世界に
~世界トップレベルの日本の技術を、知恵と金融でサポート~

日本の進んだ省エネ技術は、日本企業が海外で活躍の場を広げていくための大きな武器であるとともに、世界規模での環境問題の解決に向けた鍵にもなるものだ。このトピックでは、日本の省エネ技術を世界に広げていくに当たっての、JBICの金融面、知的支援の分野での取り組みを紹介してみよう。
環境に配慮したプロジェクトを実現
~自然環境と地域社会への配慮~

環境問題がますます重要視される中、金融機関もこれまで以上に環境配慮を意識するようになっている。このトピックでは、環境を配慮してプロジェクトを進めていくにあたってのJBICの先進的な取り組みを紹介してみよう。