資源
経済を支える、石油や天然ガス、鉄鉱石といった資源――日本はこうしたエネルギー資源や鉱物資源のほとんどを海外に依存している。BRICsをはじめとする新興経済国の経済成長に伴う世界の資源需給の逼迫により、世界中で「資源の争奪戦」は激化し、価格は総じて上昇傾向にある。こうした状況で、資源を長期・安定的に確保することは、日本にとって以前にも増して切実な課題だ。
JBICにとって、エネルギー・鉱物資源の長期・安定的な確保に貢献することは、最重要課題の一つ。JBICの取組みは幅広く、日本企業が参画する石油、天然ガス、鉄鉱石といった資源の権益獲得・開発プロジェクトはもちろんのこと、港湾整備やパイプライン敷設といった周辺インフラ開発プロジェクトへの融資など、多様な金融の手法を使うとともに、資源保有国との業務協力協定を通じた関係強化を図るなど、多面的な支援を行っている。その一端をみてみよう。
私たちの生活と資源
~海外依存の現状~

石油や天然ガスといったエネルギー資源、銅や鉄鉱石といった鉱物資源は、様々な形に姿を変えて、私たちの日常生活で必要とされている。日本は、これらの資源の殆どを海外からの輸入に依存している。このトピックでは、日本の資源の海外依存の状況と資源価格の高騰の影響について紹介してみよう。
資源の安定的な確保に向けて(石油・天然ガス)

世界中で激化する資源獲得競争の中で、資源を長期・安定的に確保するために、JBICは様々な形で支援を行っている。ここでは、石油、天然ガスを例に挙げ、それぞれ代表的な事例を紹介しよう。
資源の安定的な確保に向けて(非鉄金属)

銅、アルミ、レアメタルを例に挙げ、それぞれ代表的なJBICの支援の事例を紹介しよう。
供給先の多角化に向けて
~様々な資源保有国プロジェクトを支援~

経済産業省は2006年に「新・国家エネルギー戦略」を策定し、原油の自主開発比率を現状の15%から40%に拡大するとの目標を示した。そのための具体的な取組みの一つとして、原油の供給源の多様化を掲げており、ロシアやカスピ海等における原油開発の推進が、国家的な戦略の一つと位置づけられた。ここでは、このような新しい供給先からの資源確保におけるJBICの活動について見てみよう。
資源国との重層的な関係作りに向けて
~資源以外のつながりも重要~

従来、日本と資源国との関係は、資源の輸入国と供給国という関係が中心であったが、この関係に変化が生じつつある。資源価格高騰によって多額のマネーを手にした資源国は、自国の産業の多角化やインフラの整備、国外の新たな投資先の模索など、資源供給国からの脱却を図る動きが顕著になってきた。お金を払えば資源を買える時代は終わり、いかに資源国のニーズを踏まえた多様な協力ができるかが、資源を海外に依存する日本にとって重要な課題となってきたのである。ここでは、こうした資源国との重層的な関係構築に向けたJBICの取組みを紹介しよう。
環境と資源
~原子力の可能性~

地球温暖化が進行する中で、温室効果ガスの代表例であるCO2を排出しないエネルギーが注目されている。石油や天然ガスという化石燃料の確保は重要だが、それ以外のエネルギー源の確保は、今後の持続的な経済発展のためには不可欠な取組みとなっている。
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