- 地域: アジア
- 一般機械・設備
- 一般製造業・サービス業
- その他
2010年4月26日
- 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、23日、ウズベキスタン政府100%出資のウズベキスタン対外経済活動銀行(National Bank for Foreign Economic Activity of the Republic of Uzbekistan; 通称NBU)との間で、業務協力を目的とする覚書を締結しました。
- 本覚書は、JBICとNBUが、日本企業によるウズベキスタン向け輸出・直接投資案件の促進に向けた協力可能性を検討していくことを目的としています。具体的には、現在ウズベキスタン政府が開発を進めている同国初の経済特区である「ナヴォイ自由産業経済特区」を含め、同国における日本企業が関与するプロジェクトについて、JBICとNBUとの間の情報・意見交換を緊密化し、これらプロジェクトに対する融資の可能性を検討すること等を内容としています。
- ウズベキスタンは、天然ガスや金などの豊富な天然資源や、伝統的に強い紡績産業による製品輸出により、近年高い経済成長率を達成している一方で、産業の多角化が大きな課題となっています。本覚書の締結が、高い成長力を有するウズベキスタンへの日本企業による輸出・直接投資の支援につながり、ひいては資源国でもあるウズベキスタンと日本の関係強化に資することが期待されます。