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豪州・ゴーゴンLNGプロジェクトに対する資源金融供与
日本のガス会社の資源開発プロジェクトへの参画を支援

  • 地域: 大洋州
  • 資源
  • 投資金融
  • プロジェクトファイナンス
報道発表/2011-81
2012年3月23日
  1. 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、本日、大阪瓦斯株式会社(以下「大阪ガス」)100%出資子会社であるオーストラリア連邦法人Osaka Gas Gorgon Pty Ltd(略称:OGG)との間で、融資金額211.4百万米ドル限度(JBIC分)とするプロジェクトファイナンス*2による貸付契約に調印しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行(幹事行)との協調融資であり、協調融資総額は302百万米ドル、JBICの「円高対応緊急ファシリティ」*3の下での資源・エネルギーの確保・開発の促進に係る案件です。
     
  2. 本プロジェクトは、大阪ガスがOGGを通じて、Chevron Corporation(以下「シェブロン」)、Exxon Mobil Corporation、Royal Dutch Shell Plc、東京瓦斯株式会社、中部電力株式会社の5社グループと共同で、西オーストラリア州北西部沖合に位置するゴーゴン、ジャンツ等の大規模ガス田を開発し、原料ガスを海底パイプラインで同州バロー島の液化プラントまで輸送し、2014年以降、年間最大1,500万トンの液化天然ガス(LNG)を生産・販売する世界最大級のLNGプロジェクトです。
     
  3. 本融資は、OGGが本プロジェクトの開発のために必要とする資金に充てられます。大阪ガス及びOGGが本プロジェクトから引き取る156.25万トン/年(シェブロンからの購入分:137.5万トン/年、権益保有見合分18.75万トン/年)のLNGは大阪ガスの年間LNG調達量の約20%に相当します。
     
  4. 世界のLNG需要は、新興国での需要増や環境意識の高まり等から、今後も増加することが予想されています。日本にとっても、近年、LNGの安定調達への期待が一層高まっていますが、主要なLNG供給国であるインドネシアからの供給が大幅に減少することが見込まれている他、その他の国々との長期購入契約についても順次更新時期を迎えており、埋蔵量が豊富且つ政治・経済の安定した豪州のLNG供給国としての重要性は益々高まっています。こうした中、本プロジェクトにおいて日本企業の資源開発を支援することは、日本にとってのLNGの安定的な調達確保の観点からも重要な意義を有します。
     
  5. 本融資は、豪州という重要な資源供給国において日本のガス会社による資源開発プロジェクトへの参画及びLNGの安定調達を金融面から支援するものです。JBICは今後も、日本企業による天然ガスや原油などの権益取得や開発を積極的に支援し、日本のエネルギー安全保障に貢献していく所存です。
     
注釈
  1. *1 国際協力銀行(JBIC)は、株式会社日本政策金融公庫(総裁:安居 祥策)の国際部門です。
  2. *2 プロジェクトファイナンスとは、主に対象となるプロジェクトのキャッシュフローを担保とする融資スキームのことです。
  3. *3 2011年9月22日付お知らせをご参照下さい。
  4.  

 

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