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2013年2月5日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)との間で、M&Aクレジットライン設定のための一般協定を締結しました。本件は、中堅・中小企業向け海外M&AクレジットラインをDBJに設定するもので、当該クレジットラインの設定枠は3.5億米ドル限度となります。
- JBIC の「円高対応緊急ファシリティ」*1の一環として実施する本クレジットラインは、株式会社国際協力銀行法(2011年5月2日公布・施行)等に基づく本邦金融機関向けツー・ステップ・ローンであると共に、日本の中堅・中小企業による海外でのM&Aを促進することを目的としています。
- JBICは、本クレジットラインの下、日本の中堅・中小企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関に対し迅速且つ機動的に供給することで、日本企業の海外における事業の拡大や新たな事業展開を促進し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に繋がることを企図しています*2。
- JBICは今後とも、日本の金融機関等と連携しつつ、円高対応緊急ファシリティを通じて、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外M&Aを支援していきます。
注釈
- *1 2011年9月22日付お知らせ、2012年8月31日付お知らせ及び2012年12月5日付お知らせをご参照下さい。
- *2 円高対応緊急ファシリティの下でJBICは、既に(株)三菱東京UFJ銀行(150億米ドル限度)、(株)三井住友銀行及び(株)みずほコーポレート銀行(各140億米ドル限度)、三菱UFJ信託銀行(株)、三井住友信託銀行(株)、農林中央金庫、(株)みずほ銀行及び(株)りそな銀行(各20億米ドル限度)、並びに日本生命保険相互会社(10億米ドル限度)との間で、海外M&Aや中堅・中小海外事業安定化支援に係るクレジットライン設定のための一般協定を締結しており、今回のDBJ向け中堅・中小M&Aクレジットラインと合わせ、既設定済クレジットラインの総額は543.5億米ドル限度となります。2011年10月5日付プレスリリース、2012年5月29日付プレスリリース、同年7月25日付プレスリリース、同年8月24日付プレスリリース、同年8月31日付プレスリリース及び同年12月20日付プレスリリースをご参照ください。