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2013年3月29日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、九州電力株式会社(以下「九州電力」)との間で融資金額300億円(JBIC分)の貸付契約に調印しました。本件は、九州電力が火力発電用燃料(液化天然ガス(LNG))を輸入するために必要な資金を融資するものです。また、本件は日本の民間金融機関及び株式会社日本政策投資銀行の九州電力向け融資と連携して実施するものです。
- 東日本大震災の発生や原子力発電所事故を契機として、電力の安定供給が日本の国民生活や経済活動にとっての喫緊の課題として認識される中、ガス火力発電用燃料としてのLNGを継続的かつ安定的に調達することが従来にも増して重要となっています。
- 本件は、九州電力に対する火力発電用燃料の調達支援を通じて日本への安定的なエネルギー資源供給を確保することで、国民生活に不可欠な電力の安定供給を支援するものです。
- JBICは、今後も、様々な金融手法を活用しながら、日本企業が行う重要資源の安定的な確保への取り組みを積極的に支援し、日本のエネルギー安全保障に貢献していきます。