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インド法人ICICI Bank Limited向け輸出クレジットラインの設定
初の再生可能エネルギー関連機器の輸出支援のためのクレジットライン

  • 地域: アジア
  • インフラ
  • 環境
  • 輸出金融
報道発表/2012‐21
2012年7月2日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、6月29日、インド法人ICICI Bank Limited(インド第1位の民間金融機関、略称:ICICI)との間で、融資金額30百万米ドル相当(JBIC分)を限度とする再生可能エネルギー案件を対象とした輸出クレジットライン*1設定のための一般協定を締結しました。本融資は、民間金融機関との協調融資によるもので*2、協調融資総額は50百万米ドル相当であり、再生可能エネルギー関連機器の輸出支援に特化したクレジットラインとしては、JBICにとって初の案件となります。
     
  2. 本件は、インドの地場企業が日本から再生可能エネルギー関連機器(太陽光発電、太陽熱発電、風力発電、地熱発電関連等)を購入するためのクレジットライン(融資枠)をICICIに設定し、同行を通じて円又は米ドル建の中長期資金を融資するものであり、日本からインドへの輸出拡大を金融面から支援するものです。
     
  3. インド政府は、近年の急速な経済成長に伴い、同国での電力需要が増大する中、主要電源の石炭・石油火力発電に加え、再生可能エネルギー発電の普及促進に取組んでおり、再生可能エネルギーによる発電能力を2017年までに41.4GWまで拡大する計画です。本融資は日本企業の再生可能エネルギー関連機器のインド向け輸出を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に寄与するものです。
     
  4. JBIC及びICICIは、従来からインド進出日系企業にとっても重要な現地の裾野産業育成支援、金融危機下の貿易金融支援、火力発電設備輸出支援等を目的とした融資を通じて、緊密な協力関係を築いてきました。今後もJBICは、こうした地場金融機関とも連携しつつ、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、再生可能エネルギー分野を含む日本企業のインド向けビジネスの拡大を金融面から支援していく所存です。
注釈
  1. *1 輸出クレジットラインは、輸出金融の一形態であり、日本からの設備等の輸出を促進するため、あらかじめ一定金額の融資枠を設けておくものです。今般の再生可能エネルギー関連機器輸出クレジットラインは、OECD公的輸出信用アレジメントの再生可能エネルギーセクター了解に基づき、償還期間が最長18年まで可能となる等の特徴があります。
  2. *2 民間金融機関の融資部分に対しては、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)が貿易代金貸付保険を付保します。

 

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