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タイ王国ウタイ・ガス焚複合火力発電所プロジェクトに対するプロジェクトファイナンス
日本企業によるパッケージ型インフラ海外展開を支援

  • 地域: アジア
  • インフラ
  • 環境
  • 投資金融
  • プロジェクトファイナンス
報道発表/2012-79
2012年10月25日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、24日、電源開発株式会社(以下「電源開発」)が出資するタイ王国法人Gulf JP UT Company Limited(以下「GUT」)との間で、ウタイ・ガス焚複合火力発電所プロジェクトを対象として、融資金額284百万米ドル(JBIC分)を限度とするプロジェクトファイナンス*1による貸付契約を締結しました。本融資は、アジア開発銀行(ADB)、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社三井住友銀行及びタイの地場銀行*2との協調融資によるものです。
     
  2. 本プロジェクトは、GUTが、同国アユタヤ県ロジャナ工業団地において、発電容量1,600MW(800MW×2系列)のガス焚複合火力発電所を建設・操業し、タイ電力公社(EGAT)に対して25年間に亘り売電する事業です。
     
  3. タイの電源開発計画によると、同国の電力需要は2030年まで年平均4.13%で増加し続ける見通しであり、これに対応するべく発電設備容量を2011年の32,395MWから2030年には70,686MWにまで増強する計画が立てられているところ、同計画の中でも、本プロジェクトは重要な位置を占めています。また、タイに進出している多くの日系企業に対する電力の安定供給の観点からも有意義なプロジェクトであり、タイのインフラ基盤整備に寄与するとともに、日本企業の海外における経済活動にも幅広く貢献するものです。
     
  4. 本プロジェクトは、昨年11月に貸付契約を締結したノンセン・ガス焚複合火力発電所プロジェクト*3に続き、電源開発が中心となり、三菱重工業株式会社の高効率低環境負荷の最新設備を使用して建設・管理・運営を一貫して行うパッケージ型インフラ海外展開プロジェクトであり、JBICは、「JBICインフラ・投資促進ファシリティ(E-FACE)」*4の下の取組みの一環として、本プロジェクトを支援するものです。
     
  5. タイを含むアジア諸国では、急速な経済成長が続く中、インフラ整備需要の増大が見込まれ、日本にとって大きなビジネスチャンスとなっています。このような中、JBICは今後も多様な金融ツールを活かした案件組成、リスクテイク機能等を通じ、日本企業による海外インフラ事業への進出促進に貢献し、国際競争力の維持・向上を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 プロジェクトファイナンスとは、主にプロジェクトのキャッシュフローを担保とする融資スキームのことです。
  2. *2 カシコン銀行(KASIKORNBANK Public Company Limited)、サイアムコマーシャル銀行(Siam Commercial Bank Public Company Limited)、バンコック銀行(Bangkok Bank Public Company Limited)及びランドアンドハウゼス銀行(Land and Houses Bank Public Company Limited)。
  3. *3 2011年11月7日付プレスリリースをご参照ください。
  4. *4 2011年4月1日付プレスリリースをご参照ください。
  5.  

 

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