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カナダ・オイルサンド拡張開発事業に対する融資
日本企業が権益を保有するオイルサンドの開発を支援

  • 地域: 北米
  • 資源
  • 投資金融

2014年2月17日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、カナダ法人Japan Canada Oil Sands Limited(以下「JACOS」)との間で、融資金額300百万米ドル限度(JBIC分)の貸付契約に調印しました。本融資は、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱東京UFJ銀行及び株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は600百万米ドルであり、JBICの「海外展開支援融資ファシリティ」*1の下での資源・エネルギーの確保・開発の促進に係る案件です。
     
  2. 本件は、主に石油資源開発株式会社が出資するカナダオイルサンド株式会社の全額出資子会社であるJACOSが、75%の権益を保有するカナダ・アルバータ州北部のハンギングストーン鉱区において、既存生産エリアに隣接する未開発エリアでのオイルサンド事業の拡張開発・生産のために必要な資金を融資するものです。
     
  3. 世界第3位の原油可採埋蔵量を有するカナダにおいては、その大半を占める非在来型資源であるオイルサンド等の開発の進展により、原油生産が大幅に増加することが見込まれています。本事業においてJACOSは、同社が推進してきた地下のオイルサンド層から直接ビチューメン*2を抽出・回収するSteam-Assisted Gravity Drainage(SAGD)法*3を採用し、生産されたビチューメン(当初日量約2万バレル)を権益比率に応じて確保する予定です。本融資を通じてJACOSの資源開発を支援することは、日本にとっての重要資源の安定的な調達確保の観点から重要な意義を有すると共に、オイルサンド開発の経験・ノウハウをさらに蓄積することで、今後の周辺オイルサンド鉱区の開発の可能性が高まり、日本企業の更なる事業展開に資するものです。
     
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、重要資源の開発・取得の促進を金融面から支援していきます。
     
注釈
  1. *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。
  2. *2 流動性を持たない高粘度の原油。通常コンデンセート等で希釈されパイプライン等により輸送されます。
  3. *3 2本の水平井を掘削し、上部の水平井に高温高圧の水蒸気を圧入し、オイルサンド層内を加温させることでビチューメンの流動性を高め、下部の水平井からビチューメンを採取する方法。

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