- 地域: 中東
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2014年3月27日
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本件は、JBICがMHBKとの間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、MHBKを通じて融資を行うものです(株式取得総額約25,500千トルコリラ*3に対し、JBIC融資承諾額7,745千米ドル限度)。
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UGT社はトルコにおける加工用トマト種子販売第1位、同育苗事業第2位の規模を誇る会社であり、新種子開発のための遺伝資源や技術資源を保有しております。カゴメは、UGT社の株式を取得することで、UGT社の優れたトマト品種を含む農業資源開発技術を取り込むと共に、今後種子市場の成長が見込まれる中東、アフリカ、CIS、東欧諸国への地理的優位性を活かし、種子事業のグローバル展開を本格化することで、種子事業から販売に至るグローバルな垂直統合型バリューチェーンを更に強化することを通じた事業拡大を企図しております。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 2014年2月5日付で社名がTat Tohumculuk A.S.より変更されました。
- *3 約13億円相当です。