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豪州クイーンズランド・カーティス液化天然ガス(LNG)プロジェクト原料ガス田開発事業に対する融資
海外展開支援融資ファシリティの一環として、日本企業の炭層メタンガス田開発事業への参画支援を通じて、日本のエネルギー資源の安定確保に貢献

  • 地域: 大洋州
  • 資源
  • 投資金融

2014年3月31日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、28日、豊田通商株式会社(以下「豊田通商」)との間で126百万米ドル(JBIC分)限度の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行及び株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約210百万米ドル相当であり、JBICの「海外展開支援融資ファシリティ」*1の下での資源・エネルギーの確保・開発の促進に係る案件です。
     
  2. 本件は、豊田通商が豪州の100%出資子会社を通じて、豪州クイーンズランド州スラット盆地に所在する炭層メタンガス(Coal-Bed Methane:CBM)鉱区の権益を15%取得し、英国法人BG Group plc(以下「BGグループ」)、中華人民共和国法人中国海洋石油総公司及び東京瓦斯株式会社(以下「東京ガス」)と共同で開発を行うもので、本融資は、本ガス田の開発のために必要な資金に充てられます。
     
  3. 本ガス田から生産されるCBMは、BGグループ及び東京ガス等が推進するクイーンズランド・カーティスLNG(以下「QCLNG」)プロジェクト*2の原料ガスとして、BGグループに長期に亘り販売されます。東京ガスは、BGグループとの間で2015年以降20年間に亘り、120万トン/年のLNG引取契約を締結しています。また、中部電力株式会社もBGグループと締結したLNG長期購入契約に基づいて、QCLNGプロジェクトを含む供給源よりLNGを引き取る予定となっています。
     
  4. 日本企業による海外のLNGプロジェクトの上流開発を金融面から支援する本融資は、日本企業が海外におけるCBM事業ノウハウを取得することで、今後の海外におけるCBM事業への日本企業の参画機会拡大を通じ、日本企業の自主開発比率の向上及び非在来型資源の供給源の多様化に貢献するものであり、日本のエネルギー安全保障にも貢献するものです。
     
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業によるエネルギー資源の開発や権益取得の促進を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。
  2. *2 JBICは、本件に関連して、2011年9月14日に東京瓦斯株式会社との間で融資金額175百万米ドル限度(JBIC分)の貸付契約を締結しました。詳細は、2011年9月15日付プレスリリースをご参照下さい。
     

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