- 地域: ヨーロッパ
- 一般機械・設備
- その他
2013年4月30日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、29日(モスクワ時間)、安倍内閣総理大臣のロシア訪問中に、ロシア連邦政府100%出資の政府系金融機関であるロシア開発対外経済銀行(Vnesheconombank、以下「VEB」)との間で、VEB向け輸出バンクローン(輸出金融に基づく与信枠)*1の設定に向けた協議等の業務協力を骨子とする覚書を締結しました。
- 本覚書は、日本企業のロシアへの輸出支援を企図したVEB向け輸出バンクローンの設定に向けてJBICとVEBが協議を開始すること等を目的とするものです。
- JBICはVEBに対し、これまでにも複数の輸出バンクローンを提供してきています。今般、こうした協力関係を更に強化するべく、VEBからの要請により本覚書の締結に至ったものです。
- JBICは今後とも、VEBとの緊密な協力関係を通じて、日本企業のロシアへの輸出を支援することにより、日本企業の海外におけるビジネス機会の拡大と国際競争力維持・向上を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 輸出バンクローンは、JBICが諸外国における日本製設備等の輸入を支援するため、相手国の金融機関に対して与信枠(クレジットライン)を設定し、当該金融機関を通じて現地の輸入者に対し融資を行うものです。