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2013年5月27日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、シンガポール貿易産業省傘下の政府機関であるSPRING Singapore(以下「SPRING」)及び株式会社みずほコーポレート銀行(以下「みずほCB」)との間で、日本とシンガポールの中堅・中小企業のASEAN諸国における共同ビジネスの促進支援に関する戦略的パートナーシップの構築を企図する覚書(以下「本覚書」)を締結しました。
- SPRINGは、能力開発支援や国内外の企業とのパートナーシップ構築促進を通じ、シンガポールの中堅・中小企業の成長支援を担っています。みずほCBは2013年3月、中堅・中小企業をはじめとする日本企業のASEAN地域への進出を支援することを目的としたプライベートエクィティ・ファンド(以下「本ファンド」)をシンガポールに於いて設立し、JBICは2013年2月に創設された「海外展開支援出資ファシリティ」*1の一環として本ファンドに出資参画しています*2。本覚書は、JBICが、みずほCB及びSPRINGと共に日本及びシンガポールの中堅・中小企業のASEAN諸国での共同ビジネス促進支援について協議を重ねてきた結果として、今般、合意がなされたものです。
- 本覚書の締結により、JBIC及びみずほCBは、SPRINGが有するASEAN諸国でのネットワークやノウハウを活用することが可能となり、本ファンドを通じた投資の促進に加え、日本の中堅・中小企業の海外事業展開やビジネス機会の拡大・創出に繋がることが期待されます。
- JBICは、今後も海外の政府機関や日本の金融機関と連携しつつ、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外事業展開支援に係る体制を整備・強化していきます。
注釈
- *1 2013年2月26日付お知らせをご参照下さい。
- *2 2013年3月4日付プレスリリースをご参照下さい。