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2013年5月29日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、光生アルミニューム工業株式会社(本社:愛知県、代表取締役社長:神谷 徹志、以下「光生アルミ」)の100%出資子会社である香港法人Kosei International Trade and Investment Co., Ltd. (以下「KITI」)との間で、融資金額4,800千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は民間金融機関との協調融資によるものです。
- 本件は、KITIを通じてKITIの子会社(光生アルミの孫会社)であるインド法人KOSEI MINDA ALUMINUM CO., LTD.(以下「KMA」)が行うインドでの自動車部品等の製造及び販売事業に必要な資金を融資するものです。
- 光生アルミは、二輪・四輪車向けのアルミホイールを中心にアルミ製品の製造・販売事業を行っています。今後、経済成長を背景とする中間所得層の拡大により、二輪・四輪車に対する需要がアジア域内で高まることが見込まれる中、光生アルミは、タイに続くアルミホイールの製造・販売拠点としてインドにKMAを設立し、現地の日系自動車関連企業に納入することを企図しています。本融資は、光生アルミの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に寄与するものです。
- JBICは今後も、多様な金融ツールを活かした案件組成やリスクテイク機能等を通じ、インド等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を支援していきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。