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2013年7月19日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、ゼネラル株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:桑田 正則、以下「ゼネラル」)との間で貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものです。
- 本件は、ゼネラルのマレーシア法人であるIS INDUSTRIES SDN. BHD.(以下「ISI」)が実施するOA関連製品の製造・販売事業に必要な長期資金を融資するものです。
- ゼネラルは、1914年創業のOA関連製品の製造・販売を行う老舗中堅企業であり、長年に亘って培われたカーボン紙の製造技術を活かし、主に大手電機メーカーのOEMを手掛けており、2001年には、ISIを設立し、サーマルリボン等のOA関連製品の製造・販売事業を開始しました。今般、堅調な経済成長を背景に引き続き成長が見込まれるASEAN市場の将来性を見据え、ゼネラルは、ISIによる工場新設を通じて、ASEAN地域におけるOA関連製品事業の拡大を企図しております。本融資は、ゼネラルの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に寄与するものです。
- JBICは、今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。