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2013年9月6日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、ロシア連邦政府100%出資の政府系金融機関であるロシア開発対外経済銀行(Vnesheconombank)の100%出資子会社である極東バイカル地域開発基金(The Far East and Baikal Region Development Fund、以下「FEDF」)*1との間で、「極東・バイカルインフラ開発パートナーシップ」の設立に係る業務協力協定を締結しました。
- 本業務協力協定を通じて設定される「極東・バイカルインフラ開発パートナーシップ」の下、JBICとFEDFは、ロシア極東及びバイカル地域のインフラ開発案件についての情報交換、当該案件の形成に係る協力を行い、さらに関係者間の案件形成に伴う協議に係る協力や民活インフラ分野における知見の共有を行います。
- ロシア極東及びバイカル地域は、本年4月に国家連邦プログラム「極東・バイカル地域社会経済発展」がロシア政府に承認されるなど、同地域の開発はロシア政府の優先事項として位置づけられ、今後インフラ開発が加速化していくことが見込まれており、日本企業からもインフラビジネスに対する参画への関心が寄せられています。このような中、JBICがFEDFと「極東・バイカルインフラ開発パートナーシップ」の下、緊密な協力を図ることは、ロシア極東及びバイカル地域のインフラ開発における日本企業のビジネス展開に寄与することが期待されます。
- JBICは、今後も、日本の公的金融機関として、こうした初期段階からの案件形成の取組みを通じて、FEDFとも連携し、民活型インフラ事業を含むインフラ開発への日本企業の事業参画を支援すると共に、ロシア極東及びバイカル地域のインフラ開発を通じた、ロシアと日本の経済関係の一層の深化・発展を金融面から支援していきます。