- 地域: 北米
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2013年9月11日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、アメリカ合衆国アラスカ州天然資源局との間で、アラスカ州が促進を期待する資源開発プロジェクト等に係る情報・意見交換を目的とする覚書を締結しました。
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アラスカ州には、石油、天然ガス、石炭、金、銀、銅、亜鉛、レアアース等のエネルギー・鉱物資源が豊富に存在し、特にNorth Slope地域においては200兆立方フィート超の天然ガス埋蔵量が確認されており、アラスカ州政府はNorth Slope地域における天然ガスの上流開発を進め、LNGプロジェクトの実現を目指しています。
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このように、資源・エネルギー関連分野への潜在的投資機会が豊富であり、かつ将来的に大規模なLNGのサプライヤーとなる可能性を有するアラスカ州において、JBICが同州の資源・エネルギー所管官庁であるアラスカ州天然資源局との間で情報・意見交換の枠組みを構築することにより、日本の資源・エネルギーの調達先多角化及び日本企業による同分野での海外事業展開に資する案件形成の促進が期待されるものです。
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JBICは、今後も、日本の公的金融機関として、こうした初期段階からの案件形成への取組みを通じて、日本企業によるエネルギー・鉱物資源の確保や海外でのビジネス展開を支援していきます。