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ロシア連邦法人ズベルバンク向け輸出クレジットラインの設定
本邦設備のロシア及び周辺国向け輸出を支援

  • 地域: ヨーロッパ
  • 一般機械・設備
  • 輸出金融
報道発表/2013-77
2013年9月19日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、ロシア最大の商業銀行であるSberbank of Russia(以下「ズベルバンク」)との間で、融資金額360百万米ドル相当(JBIC分)を限度とするロシア及び周辺国(CIS諸国、中央アジア等)向けの輸出クレジットライン(輸出金融に基づく与信枠)*1設定のための一般協定を締結しました。本クレジットラインは、民間金融機関との協調融資によるもので*2、協調融資総額は600百万米ドル相当です。
     
  2. 本件は、ロシア及び周辺国の地場企業が、インフラ整備に伴う建設機械及びその他インフラ関連設備、医療設備等の一般設備に加え、再生可能エネルギー関連設備(地熱発電、風力発電、バイオマス発電、太陽光・太陽熱発電関連等)及び気候変動緩和セクター関連設備(CCS*3設備を有した火力発電プラント、CCS事業、廃棄物エネルギー、ハイブリット発電*4プラント、コジェネレーション事業、地域冷暖房関連等)を本邦企業から購入するためのクレジットラインをズベルバンクに設定し、同行を通じて円建又は米ドル建の中長期資金を融資するものです。
     
  3. 本年4月に行われた日露首脳会談においては、日本とロシアの極東・東シベリア地域間の貿易経済協力の活性化に向けた取組みについて合意がなされるなど、ロシアでは、インフラ分野を中心に多くのビジネスチャンスが見込まれており、日本企業も、ロシアを中長期的に有望な事業展開先として、高い関心を寄せています*5。本クレジットラインは、日本からロシア、更にはその周辺国への輸出拡大を金融面から支援するものです。
     
  4. JBICは、ズベルバンクに対して、過去に2度の輸出クレジットライン*6を、本年6月には日本企業のロシア進出を支援するための投資バンクローン*7を設定するなど、これまでの取引を通じ、同行と緊密な協力関係を構築しています。今後もJBICは、日本の公的金融機関として、こうした海外の地場金融機関とも連携しつつ、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業のロシア及び周辺国向けビジネスの拡大を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 輸出クレジットラインは、輸出金融の一形態であり、日本からの設備等の輸出を促進するため、あらかじめ一定金額の融資枠を設けておくものです。
  2. *2 民間金融機関の融資部分に対しては、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)が貿易代金貸付保険を付保します。
  3. *3 CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)とは、温室効果ガスとなる二酸化炭素を分離・回収し、深海や地中に貯留する技術です。 
  4. *4 ハイブリッド(複合)発電とは、再生可能エネルギーと化石燃料の両熱源を複合的に活用する発電形態です。
  5. *5 JBICが2012年度に実施した「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告」において、中期的(今後3年程度)に有望な事業展開先として、ロシアは第8位、長期的(今後10年程度)では第7位となっています。詳細については、2012年12月7日付プレスリリースをご参照下さい。
  6. *7 2013年6月10日付プレスリリースをご参照下さい。

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