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2013年10月3日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、スペイン開発金融公庫(Instituto de Credito Oficial、以下「ICO」)との間で、包括的な協力促進に係る覚書に調印しました。本覚書は、JBICとICOの協力を通じ、両国企業によるスペイン及び第三国における共同プロジェクトの形成・促進等を目的とするものです。
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ICOは、スペイン政府が100%出資する政策金融機関であり、スペイン企業の国内外における事業(中小企業支援、インフラ事業等)に対する金融支援を行っています。日本企業は、再生可能エネルギーも含めたインフラ事業において実績のあるスペイン企業との提携を通じた、スペイン及び第三国における事業展開に関心を持つ一方、スペイン企業は、同分野における日本企業の持つ技術力に関心を寄せており、本覚書締結により両国企業の連携が促進されることが期待されます。
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また、2013年から2014年は、日本・スペイン交流400周年*1であり、日本とスペインとの相互理解の促進と二国間関係の新たな展望を拓く契機とすることが期待されており、今回、日本・スペイン交流400周年中にラホイ(Rajoy)スペイン首相と共にエスコラノ(Escolano)ICO理事長が来日する機会を捉えて、JBICとICOは、本覚書を締結しました。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした海外の政策金融機関などとも連携し、日本企業の事業機会創出及びビジネス促進に努め、両国間の経済関係の一層の深化・発展に貢献していきます。