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ボリビア・サンクリストバル亜鉛・鉛・銀鉱山追加開発事業に対する融資
海外展開支援融資ファシリティの一環として日本企業による鉱山の追加拡張事業及び長期安定的な亜鉛・鉛資源の確保を支援

  • 地域: 中南米
  • 資源
  • 投資金融
報道発表/2013-103
2013年11月5日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、1日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、住友商事株式会社(以下「住友商事」)が100%保有するボリビア多民族国(以下「ボリビア」)法人Minera San Cristobal S.A. (以下「MSC」)との間で、融資金額210百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は300百万米ドルです。JBICがポリティカルリスクを負担しており、日本企業の戦略的な海外事業展開に伴う現地リスクを軽減する役割を果たしています。
     
  2. 本件は、MSCが実施する、ボリビア・ポトシ県に位置するサンクリストバル亜鉛・鉛・銀鉱山(以下「本鉱山」)の追加開発事業に必要な資金を融資するものです。本鉱山はボリビア最大級の鉱山であり、亜鉛鉱山ないしは鉛鉱山のいずれとしても世界第6位、銀鉱山としては世界第5位の金属生産量を誇るなど、世界的には規模が小さい亜鉛・鉛・銀鉱山が多い中、数少ない貴重な大規模鉱山です。本鉱山からは、亜鉛精鉱1,300トン/日及び鉛精鉱300トン/日が生産され、そのうち、日本の精鉱輸入量の13~14%に相当する量が、日本向けに出荷されています。
     
  3. 亜鉛は自動車・建材・家電の防食用めっきや船・橋・ドック等の耐食用部品として、鉛は主に自動車用バッテリーに使用されており、日本は亜鉛地金・鉛地金の原料である亜鉛精鉱・鉛精鉱の全量(2011年:それぞれ約88万トン、約15万トン)を輸入に依存しています。新興国における経済発展等に伴う世界的な精鉱需要の拡大を受けて、精鉱確保の重要性がますます高まる中、本融資は、日本にとって重要な原料資源の長期安定的な確保に貢献するものです。
     
  4. ボリビアは、亜鉛・鉛に加え、世界最大級のリチウム埋蔵国であるなど、貴重な鉱物資源を豊富に有しており、日本にとっては関係強化が望まれる重要な国のひとつです。本融資はJBICがボリビア政府との直接の対話を通じて組成を実現したものであり、同国における日本及び日本企業のプレゼンスの向上に貢献し、ひいてはボリビアと日本の関係強化に貢献するものです。
     
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、重要資源の開発・取得の促進を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。

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