- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 中堅・中小企業
- 投資金融
2015年1月16日
-
株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、フェイスラボ株式会社(本社:静岡県、代表取締役社長:朝比奈 謙太、以下「フェイスラボ」)のタイ王国(以下「タイ」)法人FC Laboratories Co., Ltd. (以下「FCL」)との間で、融資金額24百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社清水銀行との協調融資によるものです。
-
本件は、FCLがタイのチョンブリ県で行う健康食品及びサプリメントの製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場設備の増設に充てられるものです。
-
フェイスラボは、化粧品、健康食品及びサプリメントの製造・販売事業を行う中小企業です。健康志向の高まりや経済成長等を背景に健康食品及びサプリメントの需要拡大が見込まれるタイにおいて、フェイスラボはFCLを通じて、タイの地場業者ブランド等向けの製造・販売事業の拡大を企図しています。本融資は、こうしたフェイスラボの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
-
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。