- 地域: アジア
- 一般機械・設備
- 輸出金融
2015年1月28日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、東京で開催された「第12回日本ウズベキスタン経済合同会議」のため来日しているアジモフ・ウズベキスタン共和国(以下「ウズベキスタン」)第一副首相兼財務大臣ご臨席の下、ウズベキスタンの国営銀行であるウズベキスタン対外経済活動銀行(National Bank for Foreign Economic Activity of the Republic of Uzbekistan、以下「NBU」)との間で、融資金額約4,463百万円(JBIC分)を限度とする輸出バンクローン(輸出金融)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、同行融資部分には独立行政法人日本貿易保険(NEXI)による保険が付保されます。協調融資総額は約7,438百万円です。
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本件は、ウズベキスタンの情報通信政策を担うウズベキスタン国家情報通信技術委員会が、同国タシケント、サマルカンド、ブハラ等主要都市において地上デジタル放送網を整備するにあたって、オガワ精機株式会社から地上デジタル放送網関連設備一式を購入するための資金を、NBUを通じて融資するものです。
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ウズベキスタン政府は2017年までに国内放送を地上デジタル放送へと移行する施策を進めており、本プロジェクトは日本からの関連機器の輸出を金融面から支援することを通じて、ウズベキスタンにおける高い品質の地上デジタル放送ネットワーク整備に貢献すると共に、日本企業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業による放送関連機器等の輸出を金融面から支援していきます。