- 地域: 北米
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2015年3月30日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社みずほ銀行、農林中央金庫及び日本生命保険相互会社の各民間金融機関との間で、サッポロホールディングス株式会社(以下「サッポロ」)によるサッポロインターナショナル株式会社を通じた米国法人Country Pure Foods, Inc.(以下「CPF」)の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです。
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CPFは、米国において業務用果汁飲料の製造・販売事業を展開しており、米国内の業務用販売に強みをもつほか、大手小売りチェーンへのプライベート商品や大手飲料メーカーの受託製造等も行っており、飲料業界で確固たる地位を構築しています。サッポロは本買収により、CPFが有する強固な顧客基盤及び生産拠点を獲得することで、既に米国で飲料事業を展開する米国子会社とのシナジーを発揮し、北米飲料事業における事業の拡大を企図しております。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。