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- インフラ
- 輸出金融
2015年3月31日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、ベトナム電力公社(Vietnam Electricity、以下「EVN」)との間で、融資金額約409百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行(幹事行)、三井住友信託銀行株式会社、株式会社常陽銀行、株式会社群馬銀行、株式会社百五銀行、株式会社八十二銀行、株式会社福岡銀行、株式会社千葉銀行、株式会社伊予銀行、及び株式会社京都銀行との協調融資によるものであり、民間金融機関の融資部分に対しては独立行政法人日本貿易保険(NEXI)による保険が付保されます。協調融資総額は約683百万米ドルです。
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本融資は、EVNがベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)南部チャビン省ズエンハイ地区において超臨界圧石炭焚き火力発電所(688MW×1基)を建設するにあたって、住友商事株式会社より蒸気タービン・発電機(株式会社東芝製)等設備一式を購入するための資金を融資するものです。
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ベトナムでは、堅調な経済成長を背景に電力需要が拡大しており、特に本発電所の建設が予定されている同国南部での電力不足解消は喫緊の課題となっています。JBICが日本企業による蒸気タービン・発電機等設備一式の輸出を支援することにより、日本企業の国際競争力の維持・向上に貢献すると共に、ベトナムにおける安定した電力供給による経済発展にも貢献することが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業によるベトナム向け輸出や同国での事業への参画機会の拡大を金融面から支援していきます。