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2014年4月9日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、丸五ゴム工業株式会社(本社:岡山県、代表取締役社長:藤木 達夫、以下「丸五ゴム」)との間で、融資金額4百万米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は6百万米ドル相当です。
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本件は、丸五ゴムがインドネシア共和国(以下「インドネシア」)において出資子会社PT. MARUGO RUBBER INDONESIA(以下「PTMI」)を設立し、自動車用ゴム製品の製造・販売事業を実施するために必要な資金を融資するものです。
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丸五ゴムは、1954年の設立以来、防振ゴムや高機能ホースといった自動車用ゴム製品等の製造を手掛ける中小企業です。インドネシアでは堅調な経済成長に伴い、今後も自動車市場の拡大が見込まれる中、丸五ゴムはPTMIを通じて、日系自動車メーカー向けを中心とした自動車用ゴム製品の製造・販売事業を強化し、市場シェアの拡大を企図しています。本融資は、こうした丸五ゴムの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活かした案件形成やリスクテイク機能を通じ、インドネシア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。