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2014年4月22日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社共和鋳造所(本社:岡山県、代表取締役社長:飯居 龍弘、以下「共和鋳造所」)との間で、融資金額1,900千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約2,900千米ドル相当です。
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本件は、共和鋳造所のタイ王国(以下「タイ」)法人KYOWA CASTING (THAILAND) CO., LTD.(以下「KCT」)が行う、自動車・農機具用アルミ部品の製造・販売事業に必要な資金を共和鋳造所に対して融資するものです。
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共和鋳造所は、1943年創業で自動車部品用を中心にアルミニウム鋳造部品の製造・販売を行っている中小企業です。共和鋳造所は、経済成長等を背景に自動車及び同関連産業からの需要拡大が見込まれるタイにおいて、2011年8月に初の海外生産拠点としてKCTを設立しており、本件により製造されるアルミ部品はタイに進出している日系自動車メーカー等を中心に供給される予定です。本融資は、こうした共和鋳造所の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能を通じ、タイ等成長市場において中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。