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2014年6月20日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、GMB株式会社(本社:奈良県、代表取締役社長:阪口 有一、以下「GMB」)との間で、融資金額2,000千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものです。
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本件は、GMBの中華人民共和国(以下「中国」)法人QINGDAO GMB AUTOMOTIVE CO., LTD.(以下「即墨GMB」)が行う、自動車用部品及び製品*2の製造・販売事業に必要な資金をGMBに対して融資するものです。
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GMBは、1943年創業以来、国内外の幅広い完成車・自動車部品メーカーに対して自動車部品を供給する中堅企業です。新興国におけるモータリゼーションの進展等を背景に世界の自動車部品市場の堅調な拡大が見込まれる中、GMBは、2006年に設立した中核製造拠点の一つである即墨GMBを増設することで、市場シェアを更に広げていくことを企図しています。本融資は、こうしたGMBの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、中国等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 バルブスプール(オートトランスミッションの油圧等を制御する部品)、ウォーターポンプ(エンジン冷却用部品)及び等速ジョイント(ドライブシャフトに動力を伝達する連結部品)の製造・販売を行っています。