- 地域: 中南米
- インフラ
2014年7月28日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、25日(メキシコ時間)、安倍内閣総理大臣及びペニャ・ニエト大統領御臨席の下、メキシコ合衆国(以下「メキシコ」)のインフラ・プロジェクトへの支援を目的とする政府系金融機関であるメキシコ公共事業銀行(Banco Nacional de Obras y Servicios Públicos S.N.C.、以下「BANOBRAS」)との間で、覚書を締結しました。本覚書は、本行によるペソ建て融資の方法論及びインフラ分野における協働に係る情報・意見交換の促進を目的とするものです。
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メキシコ政府は、2014年4月に国家インフラ計画(2014-2018)を発表し、インフラ整備拡充を政府の重要施策の一つとして掲げており、今後、日本企業にとっても同国のインフラ分野における事業機会が拡大することが期待されています。このような中、本行がメキシコのインフラ向け融資において重要な役割を担うBANOBRASとの間で、潜在的なインフラ・プロジェクトに係る情報・意見交換や日本企業からニーズの高いメキシコペソ建て融資の方法論を協議する枠組みを構築することで、日本企業が関与するインフラ・プロジェクトの案件形成が促進されることが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした海外の政策金融機関などとも連携し、日本企業の事業機会創出及びビジネス促進に努め、両国間の経済関係の一層の深化・発展に貢献していきます。