- 地域: 中南米
- 環境
- 中堅・中小企業
2014年7月28日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、25日(メキシコ時間)、安倍内閣総理大臣及びペニャ・ニエト大統領御臨席の下、メキシコ合衆国(以下「メキシコ」)の中堅・中小企業及び再生可能エネルギーや省エネルギープロジェクト支援を実施する政府系金融機関であるメキシコ産業金融公社(Nacional Financiera, S.N.C., I.B.D.、総裁:ハケス・ロゴジンスキ、以下「NAFIN」)との間で、覚書を締結しました。
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本覚書は、メキシコにおける地場中堅・中小製造業分野及び再生可能エネルギープロジェクト等の環境分野における情報・意見交換を緊密化することを目的とするものです。
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メキシコ政府は2012年末の政権交代後、メキシコ経済の生産性向上を目的として、各分野での構造改革に取り組んでおり、NAFINに対する地場中堅・中小企業への融資拡大を指示するとともに、エネルギー改革にて2024年までに再生可能エネルギーによる発電割合を35%まで高める目標を掲げ、同分野への積極的な取り組みを表明しています。本覚書の締結を通じ、本行がNAFINと協働することでこれらの分野をはじめとする両国企業のビジネス機会が促進されることが期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした海外の政策金融機関などとも連携し、日本企業の事業機会創出及びビジネス促進を支援すると共に、両国間の経済関係の一層の深化・発展に貢献していきます。