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2014年7月31日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社大紀アルミニウム工業所(本社:大阪府、代表取締役社長:山本 隆章、以下「大紀アルミ」)及び大紀アルミのタイ王国(以下「タイ」)法人DAIKI ALUMINIUM INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.(以下「DAT」)との間で、各々融資金額1,545千米ドル(JBIC分)及び160百万タイ・バーツ限度(JBIC分)(計210百万タイ・バーツ相当)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は382百万タイ・バーツ相当です。
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本件は、DATがタイ中部ラヨーン県において行う、アルミニウム二次合金地金の製造・販売事業に必要な第二工場建設に係る資金をDATに対して直接または、大紀アルミを通じて融資するものです。
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1922年に創業した大紀アルミは、アルミニウム二次合金地金メーカーのパイオニアとして、国内トップシェアを長年堅持しています。大紀アルミは、1999年にタイに進出し、現地に進出している日系自動車メーカー等に製品を供給してきましたが、自動車産業等の集積が進む中、第二工場建設により生産能力を増強することで、更なる市場シェア拡大を企図しています。本融資は、こうした大紀アルミの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含めて、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。