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2014年9月29日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)との間で、木ノ本伸線株式会社(以下「木ノ本伸線」)による台湾法人元大聨合鋼鐵股份有限公司(以下「元大聨合鋼鐵」)の株式取得に必要な資金の一部に係る貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICがBTMUとの間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、BTMUを通じて融資を行うものです(JBIC融資承諾額計2百万米ドル限度)。
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木ノ本伸線は、伸線の技術を活かした異形シャフト*2及び特殊鋼シャフトの製造に強みを持つ中小企業です。本買収により木ノ本伸線は、伸線・線材の製造を主力とする元大聨合鋼鐵を同社初の海外拠点とし、アセアン諸国向け輸出のハブ拠点として活用することで、本格的な海外展開を企図しております。
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本融資は、中堅・中小企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、中堅・中小企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、中堅・中小企業を含む日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 シャフトとは動力を伝達するための回転軸のことです。