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平成26年度第2四半期業務概況

  • 地域: その他
  • その他
2014年11月4日

株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、平成26年度第2四半期(7~9月)の業務概況について、以下の通り公表しました。なお、金融目的別の承諾額等については、別添資料をご参照下さい。
 

Ⅰ.出融資・保証業務

1.承諾状況
平成26年度第2四半期の出融資・保証承諾は、63件、約9,956億円となりました。

2.実行・回収・残高状況
第2四半期の実行額は約7,858億円、回収額は約4,413億円であり、その結果、同期末残高は、出融資計約13兆8,243億円、保証約2兆5,034億円、合計約16兆3,278億円となりました。
 

Ⅱ.主な取り組み

1.資源分野での取り組み

資源関連の取り組みとして、米国キャメロンLNGプロジェクト、ブラジル沖でのFPSO傭船事業及び石炭火力発電所の排ガスを活用したCO2-EOR(Enhanced Oil Recovery:原油増進回収)プロジェクトをプロジェクト・ファイナンスにて支援しました。
その他、メキシコ石油公社、ブラジルの資源メジャーVale S.A.、及びモザンビーク鉱物資源省との間で、業務協力のための覚書を夫々締結しました。

2.日本の産業の国際競争力の維持・向上分野での取り組み

(1)日本企業の戦略的な海外事業活動を支援
①日本企業の海外投資を支援
サントリーホールディングス(株)による、スピリッツの製造・販売事業を行う米国法人Beam Inc.(現Beam Suntory Inc.)の買収を、ハイブリッドファイナンス等も活用して支援しました。また、東銀リース(株)のタイ法人が行う建設機械等のリース・販売金融事業をタイ・バーツ建て融資により支援しました。その他、民間金融機関との間で締結済のM&Aクレジットラインの下、住友ベークライト(株)等の日本企業の海外M&Aに必要な資金の融資を行いました。

②日本企業の輸出を支援
シンガポール系大手海運オペレータBerge Bulkグループに対して、今治造船(株)建造のばら積み船2隻の購入資金を融資しました。
  
(2)日本企業の海外インフラ事業展開を支援
丸紅(株)が参画する英国の洋上風力発電事業を、ポンド建てプロジェクト・ファイナンスにて支援しました。また、三井物産(株)が参画するモロッコにおけるアフリカ大陸初の超々臨界圧石炭火力発電事業や、関西電力(株)が参画するラオスの水力発電事業に必要な資金をプロジェクト・ファイナンス等により融資しました。他にも、ベトナムやインドの電力公社が蒸気タービン等の設備一式を購入するために必要な資金を輸出金融にて融資しました。
その他、メキシコ公共事業銀行、インド輸出入銀行、及びインドGMR Infrastructure Limitedとの間で、インフラ分野における情報・意見交換等に係る覚書を夫々締結しました。

(3)中堅・中小企業の海外事業展開を支援
カイハラ(株)のタイ法人が行うデニム生地の製造・販売事業や、カツデンアーキテック(株)のベトナム法人が行う住宅用金属部品の製造・販売事業、また大和精工(株)のフィリピン法人が行う自動車部品の製造・販売事業に必要な資金等、中堅・中小企業の海外事業展開を支援するために、計34件、約116億円相当(現地通貨*1建て の融資を含む)の融資承諾を行いました。また (株)滋賀銀行との間で業務協力協定を締結するとともに、ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)との間で覚書を締結しました。

(4)現地通貨建て融資による支援
京都精工(株)のインドネシア法人が行う産業用自動機器等の製造・販売事業をインドネシア・ルピア建てにより、またヤマモリ(株)のタイ法人が行う醤油の醸造・販売事業をタイ・バーツ建てにより支援する等、計9件、約344億円相当の現地通貨建て融資承諾を行いました。

(5)サムライ債発行支援への取り組み
トルコ政府が発行するサムライ債(私募円建て外債)に対する保証を承諾し、我が国資本市場の国際競争力の維持・向上及びトルコ政府の資金調達先多様化を支援しました。
 

3.環境関連分野での取り組み

地球環境保全業務(通称「GREEN」)の下、メキシコ外国貿易銀行との間で再生可能エネルギー及びエネルギー効率化事業を対象としたクレジットラインを設定しました。また、メキシコ産業金融公社及びインド新・再生可能エネルギー省との間で、再生可能エネルギー事業等における情報・意見交換等に係る覚書を夫々締結しました。

注釈
  1. *1 円、米ドル、ユーロ以外の通貨

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