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2014年11月7日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、スズトクホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤 清、以下「スズトクHD」)のタイ王国(以下「タイ」)法人HIDAKA SUZUTOKU (Thailand) CO., LTD. (以下「HST」)との間で、融資金額70百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社千葉銀行との協調融資によるものです。
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本件は、HSTがタイのチョンブリ県において実施するリサイクル用の金属スクラップの加工・販売事業に必要な設備等を購入するための資金を融資するものです。
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スズトクHDは、金属スクラップの加工・販売を行う企業グループの統括持株会社として設立された中小企業です。スズトクHDはタイにおける金属スクラップの加工・販売拠点として、同業を営むタイの地場企業であるHidaka Holdings (2008) Co., Ltd. との合弁により2014年にHSTを設立しました。タイでは堅調な経済成長を背景に、自動車や家電製品等の需要が引き続き旺盛であるため、安定した工場発生金属の確保が可能であるとともに、金属スクラップの活用を通じた鉄鋼需要の増大が期待されており、スズトクHDは、HSTを通じタイにおける同事業の拡大を企図しています。本融資は、こうしたスズトクHDの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。