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2014年11月12日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、荻野工業株式会社(本社:広島県、代表取締役社長:荻野 武男、以下「荻野工業」)のベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人OGINO VIETNAM CORPORATION(以下「OVC」)との間で、融資金額3,000千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社広島銀行及び株式会社伊予銀行との協調融資によるものです。
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本件は、ベトナムのハノイ市に位置するOVCの自動車部品(エンジン及びトランスミッション関連製品)の製造工場の増強及びバクニン省における新工場建設に必要な資金を融資するものです。
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荻野工業は、自動車部品等の製造・販売を行う中小企業で、2006年にベトナムにおいてOVCを設立し、大手自動車部品メーカーに自動車部品を納入してきました。アジアを中心に、今後も自動車部品の需要拡大が見込まれる中、主要取引先のニーズに応えるべく、荻野工業はOVCの自動車部品生産能力の強化を決定しました。本融資は、こうした荻野工業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。