- 地域: アジア
- その他
- 保証
2014年11月25日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、21日、インド輸出入銀行(以下「インド輸銀」)が日本で発行する円建て外債(サムライ債)*1に対する保証に関する諸契約に調印しました。本債券は、総額200億円の私募債形式の円建て債券であり、JBICはその元本全額及び利息の一部を保証します。本債券の発行には、アレンジャーとして大和証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、債券の管理者として株式会社みずほ銀行が参画しています。
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インドは約12.5億人の人口を有し、旺盛な内需を背景に高い経済成長が期待されていることから、インド及びその近隣諸国に対する日本企業の進出の機運は高まっています。かかる中、JBICは、本年9月1日にインド輸銀との間でインドと近隣諸国の地域連結性を強化するインフラ開発や日印両国企業間の協働によるインド及び近隣諸国におけるビジネスへの資金協力の可能性を追求することを主な目的とした覚書を締結しています*4。本案件はインド輸銀との協力・連携関係を更に強化するものであり、両国間の一層の関係緊密化及び幅広い分野における日本企業のビジネスの活性化に貢献することが期待されます。
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JBICは、今後もGATEを活用し、東京市場での諸外国の政府及び政府機関のサムライ債の発行を支援していく方針です。
注釈
- *1 サムライ債は、海外の国や企業といった外国の発行体が日本国内市場で発行する円建て債券のことです。
- *2 2010年4月15日付プレスリリースをご参照ください。
- *3 2011年3月8日付プレスリリースをご参照ください。
- *4 2014年9月2日付プレスリリースをご参照ください。