
2020年2月25日、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市において、経団連USA、World Trade Center Los Angeles及びJapan House Los Angelesの共催による災害対策セミナーが開催されました。カリフォルニア州政府及びロサンゼルス市当局や同市の企業関係者等、総勢約60名が参加しました。米国に拠点を有する複数の日本企業及びロサンゼルス市の災害対策責任者等がプレゼンターとして出席し、双方の災害対策技術についてのプレゼンテーションと意見交換を行いました。JBICからはワシントン首席駐在員が出席、JBICの出融資機能の他、これまでのカリフォルニア州向けの支援実績についてプレゼンテーションを行いました。
米国カリフォルニア州は、全米1位の経済規模、人口を誇り、環境社会配慮に対する先進的な政策や地理的優位性から日本企業の投資も非常に多い一方、地震や山火事等の自然災害への対応が課題となっています。州、郡、市からの参加者は、日本企業が有する優れた防災・復旧技術、ノウハウの説明に熱心に耳を傾けました。今後、他州でも同様のセミナーが計画されており、防災分野における日本企業のビジネス拡大が期待されます。
JBICは今後も、こうしたセミナー等の機会を活用しつつ、日本企業の海外事業展開を支援してまいります。