2019年11月22日、米国テキサス州サンアントニオ市において、経団連USAと同市の共催による災害対策セミナーが開催されました。サンアントニオ市当局や同市の企業関係者など総勢約80名が参加しました。米国に拠点を有する複数の日本企業およびサンアントニオ市の電力会社等がプレゼンターとして出席し、双方の災害対策技術についてのプレゼンテーションと意見交換を行いました。JBICからはワシントン首席駐在員が出席、JBICの出融資機能のほか、これまでのテキサス州向けの支援実績や、2019年9月に締結した同州との協力協定*1についてプレゼンテーションを行いました。
米国テキサス州は、優遇税制や地理的優位性、豊富な人材など投資環境に優れ、日本企業の投資も非常に多い一方、ハリケーンなどの自然災害への対応が課題となっています。同市からの参加者は、日本企業が有する優れた防災・復旧技術、ノウハウの説明に熱心に耳を傾けました。今後、他州でも同様のセミナーが計画されており、防災分野における日本企業のビジネス拡大が期待されます。
JBICは今後も、こうしたセミナー等の機会を活用しつつ、日本企業の海外事業展開を支援してまいります。
注釈
- *1
2019年9月27日付プレスリリースをご参照下さい。