- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 中堅・中小企業
2012年11月28日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、株式会社みずほコーポレート銀行(以下「みずほCB」)及び株式会社みずほ銀行(両行を総称して、以下「みずほグループ」)との間で、みずほCBの子会社が運営を予定しているASEAN地域の現地企業(日系合弁企業を含む)を投資対象とするプライベートエクイティ・ファンド(通称「Mizuho ASEAN PE Fund」、以下「本ファンド」)との連携により、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外事業展開を支援するための覚書を締結しました。
- 本ファンドは、ASEAN地域での現地企業への出資を通じ、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の同地域への進出を支援することを目指しています。具体的には、日本企業が現地企業に出資する際に本ファンドからも共同出資し、共同出資パートナーとして現地企業の運営サポートを行うことや、日系企業の投資先となり得る現地企業に本ファンドが投資し、日系企業と現地企業とのアライアンス構築を促進することを想定しています。
- かかる中、本覚書では、日本の中堅・中小企業の海外事業展開を支援するため、本ファンドの投資先企業に対し、みずほグループが事業活動支援や日本の中堅・中小企業との連携促進を行なうとともに、JBICとみずほグループとの間で融資提供の可能性に関する情報交換を行うこと等を取り決めています。本覚書の締結を通じ、JBICは、日本の中堅・中小企業のASEAN地域におけるビジネス展開に寄与することを企図しております。
- JBICは、本覚書を通じた日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援に加え、本ファンドへの出資の可能性も検討しています。本ファンドへの出資は、JBICの「円高対応緊急ファシリティ」*1の下での中堅・中小企業の支援を目的とするものであり、今後、みずほグループをはじめとする本ファンド関係者との間で、具体的な協議を行っていく所存です。
注釈
- *1 2011年9月22日付お知らせ及び2012年8月31日付お知らせをご参照下さい。