- 地域: 北米
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2015年3月10日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)との間で、三菱地所株式会社(以下「三菱地所」)による米国法人TA Realty LLC(以下「TA Realty社」)の買収に必要な資金の一部に係る貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICがBTMUとの間で締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、BTMUを通じて融資を行うものです。
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TA Realty社は全米35都市におけるオフィス、物流施設、住宅及び商業施設等、多様な不動産を投資対象とした不動産マネジメント業務を行う、全米でも有数の不動産投資マネジメント会社です。三菱地所は本買収を通じ、TA Realty社の30年以上の事業実績に裏打ちされたノウハウを自社に取り込み、米国における事業の持続的な拡大、並びにグローバル展開を企図しています。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。