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2014年4月1日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、三菱UFJリース株式会社(以下「MUL」)のタイ王国(以下「タイ」)法人Bangkok Mitsubishi UFJ Lease Co., Ltd.(以下「BMUL」)との間で、融資金額28百万米ドル(JBIC分)を限度とする、中堅・中小企業の海外事業展開支援を企図した投資クレジットライン(投資金融に基づく融資枠)(以下「本クレジットライン」)設定のための一般協定を締結しました。本クレジットラインは株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は40百万米ドルです。
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本件は、BMULがJBICとの間で設定したクレジットラインに基づき、タイ等で事業を行う日本の中堅・中小企業の海外現地法人に対し、設備等のファイナンス・リースを提供するものです。
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近年、タイでは、堅調な経済成長を背景に、日本企業の進出が増加しており、中堅・中小企業の投資意欲も高まりつつあります*1。これに伴い、同国におけるこれら中堅・中小企業の設備投資においても、ファイナンス・リースの利用に対する関心・需要が高まってきています。こうした中、JBICは、中長期の米ドル建て資金をBMULに提供することを通じて、日本の中堅・中小企業との幅広い取引関係を有するMULと連携しつつ、これら中堅・中小企業の海外事業展開を適切且つ迅速に支援することを企図しています。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、タイ等の成長市場における、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 JBICが実施した「2013年度海外直接投資アンケート結果(第25回)」において、タイは中期的(今後3年程度)有望事業展開先国・地域として前回調査の第4位より第3位に順位を上げております。詳細については、2013年11月29日付プレスリリースをご参照下さい。